【服を買う時のパターン】自分のスタイルがある人はどんな買い方をしているのか

こんにちは、あっという間の12月後半。もうすぐクリスマスも来ますし

街もお疲れ様ムードの年末感が流れますね。みんなが頑張った一年間

自分へのご褒美として奮発して買い物をする人も多いでしょう。

統計的に見ても心理的に見ても、一番消費が進む年末ですが

安い!で買ってしまったり、勢いでポチッとボタンを押してしまったりしやすくもあります。

ぜひ買い物で失敗しないように心がけて欲しいですね。

そこで今回は【買い物するときに考えるべき事】について書きますね。

まず、服を買うときには様々なパターンがあります。

①服を買う行為でストレスを発散するパターン

これは女性に多いのですが、たくさんの服や高価な服を買う行為で快感を感じる人です。

買っても家でショッパーを開けずに部屋に置いたままの場合も多々。

普段から心当たりがある人は年末でさらに加速しやすいので、自分がなぜ服を買いに行くのか?をもう一度立ち止まって考えてください。

もちろんファッションは素晴らしいものですので、買う事を大いに楽しんで欲しいのが私の気持ちです。

ですがせっかく幸せな気分で買い物をしたのに、

素敵な服が袋に入ったままで着てもらえず、なんで着ない服を買ってしまったんだろうなどと、あとあと落ち込んで欲しくないからです。

このパターンが起こる原因は

●何をしに買い物に行くのかをピックアップせずに行くためです。

これをせずに行ってしまうと

目的が【服を買う事】から【お金を使う事】になってしまします。

特に自分へのご褒美としてお金を使ってしまいやすい年末時期は危険度は高いです。

②自分が欲しい物を買うパターン

次に自分が欲しいものを買うパターンです。

必要なものだけを揃えるミニマニストの考えもいいと思いますが、

でも、必要なものは揃っているけれど欲しいものってありますよね。

例えばアウターだって、モッズコートは持っていて暖は取れるけど、スタイリッシュさが欲しいときにシンプルなウールコートが欲しいなとかね。

何も欲しいものを買う事は悪いことではありません。

考えずにパッと瞬間的に見たものを【あ、欲しいかも】と思ってしまい、勘違いし欲しい物として購入してしまう事がもったいない事です。

特にセール時期などは 期間限定セールやワゴンセールなど

【掘り出し物】を探す事が目的になってしまいがちで、それを欲しい物と勘違いしやすいのです。ここで必要なのは

欲しいものが本当に欲しいものなのか?

という自分への客観視です。セール時期にお得に買い物できるのは嬉しいことですので、安いから買う!ではなく

なぜこれが欲しいのか?を考えてくださいね。

③短期的目的で買うパターン

これはワンシーズンだけ着れたらいいもの。のように短い目線で買い物をするパターンです。

例えば、サイズアウトしやすい子供服や今期のみのトレンド服など(子供は2ヶ月で服が着れなくなるのも当たり前なので、特に下の子の予定がない場合など)

パッと利便性や手軽さを求めるものです。

多くの人はファストファッションをここで使用します。私も勿論ポイント使いで使用します。

しかし、この短期的目的のみで買い物をする人は毎シーズン総入れ替えしないといけなくなりますよね。

来年にはトレンド遅れで着たくない服ばかりのクローゼット、一度着ただけで毛玉ができるなど耐久性に優れない服、古着販売に出しても価値がつかない服。

実はこのパターンだけだと、その時は安くつきますが とてもコスパが悪いです。

④長期的目的で買うパターン

5年後、10年後も着る服を選ぶパターン。

これを買うには2つのポイントがあります。

トレンドに左右されにくいベーシックアイテムであること。耐久性、実用性に優れたものであること

例えばアウターなど比較的高価なアイテムはこの長期的目的で考えるのがオススメです。

服にはトレンドを左右されず定番化したベーシックアイテムがあります。

例えば赤いハイヒールや、トレンチコート、ブラックドレスやブーツなど。

定番がありつつトレンドを取り入れる人=自分のスタイルがある人 

この短期的と長期的を上手く利用しています。

自分のスタイルの基礎となるベーシックは長期的目的、その時のトレンドは短期的目的として商品を選ぶ。

ここは分かる人と分からない人が分かれると思います。

何がベーシックで、何が本質的にいい服なのか?

それにはある程度の生地や仕立ての知識も必要ですし、もっと詳しく言えばファッションの歴史も知る必要があります。

必ずしも 高い= いい服 ではありません。

しかし、なぜ高いのか、妥当な理由があるいい服はあります。

私はお客様に対してこの

③短期的パターンで買うべきアイテム

④長期的パターンで買うべきアイテムをショップアテンドやクローゼットコーディネートで伝えています。

消費を促す事が目的ではありません、お客様が自分のスタイルを発見し、自分らしくファッションを楽しむ事が目的です。

先ほど上記で書いたパターンはどれが悪いということではありません。

ストレス発散は私も女性なのですごく分かります。欲は必要ですし、モチベーションを上げてくれるものです。

短期的でファストファッションで済ませたい人もいいと思います。しかし実はコスパが悪いということを知るのが大事。

長期的が分からない人は私のような仕事をしてる人や、詳しい人など知識がある人に選んでもらうなど、バランスが大事です。

追加すると 長期的目的の部分では自分の気持ちも大事です

長く使う目的のものですから、例えば5年後、10年後もその服を着たいか?も考えるべきです。

10年後も着たい、かつ長期的目的に適した服は数十万以上のアイテムでも買う価値はあります。

しっかり自分のスタイルに合うものか、その価値はあるものか見極める事が大事です。

特にジュエリーなどもそうですね。宝石は服よりも孫の世代まで引き継いでいける超長期的目的のアイテムですから。