VISUAL BRANDING


カラーブランディングとは、言葉や形より、強い印象を与える「色」を使ったブランディング手法です。ひとりひとりが生まれ持って持っている魅力を最大限に引き出したり言葉にできない強い気持ちを表現したり、社会人として人に与えたいイメージを作ることで言葉や形以上に相手に強い印象を与え、

「個人の魅力=ブランド」を上げるものです。

一般的なパーソナルカラー診断は 客観的な「外見的に似合う色」のみですが、私は独自に3つのパーソナルカラーを診断し一人一人のカラーブランディングを行っています。


①外見的パーソナルカラー
②内面的パーソナルカラー
③社会的パーソナルカラー

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外見的パーソナルカラー


いわゆる一般的なカラードレープ(色のついた布)を使ってパーソナルカラータイプを分類するものです。 その人の肌・髪・眼など、もって生まれた色素をもとに、 「客観的に導き出された似合う色」のことをいいます。 「似合う色」とは、もって生まれた色素と調和し、魅力的に引き出し、外見の印象を良く見せてくれる色です。 色に限らす、素材やシルエットなど似合うファッションアイテムやヘアメイクも知る事ができます。

人間は一人としてまったく同じことはなく、髪の色も、眼の色も、人それぞれ微妙に違っています。 外見的パーソナルカラーは、センスや感覚で決まるものでなく、その人がもって生まれた色素である外見の特徴によって決まります。

外見的パーソナルカラーを知ることは、自分自身が持って生まれた個性を客観的に理解し、魅力を自覚し、「自分にしかない自分らしさを見つける」ことができます。 単に、若く見られるや、感じのよい人に見られるなどだけではなく、人からの見られやすい印象や パーソナルカラーを活かす方法を身につける事で、自己のスキルアップやビジネス展開にも戦略的に活用することができます。

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内面的パーソナルカラー


色彩心理学や哲学をもとにしてラフダイヤモンド独自に分類するものです。 外見的パーソナルカラーとは違い、内面的なパーソナルカラーは自分の好きな色、アイテムや性格などから 自分でも気づいていない潜在意識の「ありたい自分」を本人確認をします。

好きなものや 無意識に選んでいるものの中には「心が求めるもの」が隠れています。 その心の求めるものの中には「自分がどういう人間で、どうありたいのか」が分かります。 つまり 内面的パーソナルカラーは 自分のパーソナリティ中心の自分の生き方を本人確認し、それを表現するには何を身につければいいのか知る事ができます。

一般的な外見的パーソナルカラーだけだと次のような課題が出てくる場合があります。

  • 好きな色がパーソナルカラーにおいて「似合う色では無かった場合」どうしたらいいのか?
    (例:暖色が好きだけど、寒色が似合うと診断された)
  • 好きな色を着ると印象が悪くなるので捨てないといけないのか?
    似合う色はわかったけれど、どう今までのファッションに組み込んでいけばいいのか?
    (例:今までのクローゼットは全て好きな色で選んでいるため、どこから変えたらいいのか?)
  • 見られたい印象と客観的な印象が違った場合どうすればいいのか?(例:可愛い女性の印象でいたいが、外見的にはクールな女性の印象に見られやすいなど)

これは「内面的パーソナルカラー(心)」を知らず外見的パーソナルカラーを知ることでショックだったり、逆に難しく考えてしまうことでおきます。 「自分らしさ」とは外見だけのことではありません。心も人それぞれ違うので内面的パーソナルカラーによって自分をしっかり知ることが大事になってきます。

実はファッションジャンルの違いはこの「ありたい自分の違い」ですので ここで分析された「ありたい自分」からそれを表現出来る、色、ファッションアイテム、ファッションイメージ、人生観まで知る事ができます。

マトリクス

社会的パーソナルカラーとは


人それぞれ違った社会性の中で生きています。その身をおいてる社会性の中でのTPOSを知り、自分の個性を活かしなからも社会性の中でどう表現すれば良いのかを知るものです。

例えば、自分がどんな仕事をしていて、どんな人と会い、どんな場所に行き、どんな季節、時間帯に人と会うのか。など立場もシーンもそれぞれに適したビジュアルがあります。
会社員であればその所属する企業イメージも把握しないといけません。特に接客業や販売業を行う場合、従業員が企業イメージに直接つながるためです。
営業職の場合も自分の所属する業界でどう自分が優位に選ばれるには、などビジネスにおいて戦略的にビジュアルをブランディングする事ができます。
自分の魅力を引き出す外見的パーソナルカラーと、内面の自分らしさの内面的パーソナルカラーを応用し社会的パーソナルカラーのフィルターを通してカラーブランディングを行います。