【トレンドの正体】どう決められて何のために作られるのか?

今年2019AWのトレンドは ブラウン、ベージュ、コーデュロイ、、サテン、アシンメトリーネックライン、ロングコート、パワショル、クラシックなど

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トレンドに敏感な人たちはチェック済みでしょう。

トレンドは追っても、なぜ毎年のようにトレンドが変わるのか?そこに興味を持つ人は少ないです。

結論から言うと、流行は”一つの産業”。

では、どのように決まるのか流れを簡単に書きます。

まず、【”トレンドカラー” が”2年前”】に決められます。

これは一番最初にインターカラーという協会が決めるもの。現在、全世界で16カ国の加盟国数です。

何も無造作にカラーを選定してる訳ではなく 

2年後の社会情勢や経済情勢を予測して

情勢の中で”消費者がどんな気分“になり
どんなことを求めて購買行動に出るか“の心理の変化を元に予測されます。

つまり、2年後”どんな社会になっていて 人々は何を求めるのだろうか”

をトレンドとして打ち出しています。 

これも前回にも書いたように ”ファッション=マインドの表現“に深く結びついています。

その後、【1年半前には素材、シルエット】が発表される。

2年前のインターカラーの発表からより具体的なトレンド情報が降りてきます。

フランス、アメリカを中心としたトレンド情報機関によって国別のトレンドカラー、素材が発表されます。

日本ではカラーカードがJAFCAによって発表されます。トレンド情報機関はプロモスティル、ネリーロディーが主流ですね。

その後、【1年前に素材展】が開催される。イデアコモ(イタリア)、インターストッフ(フランクフルト)、プルミエールヴィジョン(パリ)

ラグジュアリーブランドのデザイナーは独自に素材を開発しますが、多くのトレンドマーケットのデザイナーたちはここからデザインを始めます

そして【半年前に5大ファッションショー(パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京)が開催】されます。

このタイミングで多くのデザイナーが採用して


多くのバイヤーやファッション誌の編集者から支持を受けた色、テーマ、シルエット、商品のデザイン、ディテールの共通項が ”シーズントレンド“です。

その後【シーズントレンドから大衆向けに落とし込む

シーズントレンドの傾向の中から大衆マーケットでも受け入れられそうな要素を取り上げて、新しい商品提案を加えます。
その後 商品の量産に入って、私たちの身近な店頭に並びます。

簡単に書きましたがこれが流行の一連の流れです。

上記に書いたように

世間では”トレンドは必ずしも意識しないといけない“と思われる人も多いかと思いますが、実はそうではなくて非常に産業的なものなんですね。

もちろんトレンドを追うのもいい事です。

ただ、どうトレンドを取り入れるのか。そこに個人のセンスが問われます。

トレンドは軸があってこそ引き立つものです。

各ブランドがトレンド商品を出しますが

あくまでブランドカラー、コンセプトを通してのトレンド

身につける人自身もブランドのように 自分のカラーやコンセプト(軸)を通す作業が必要ですね。

この軸って言うものはパーソナルカラーや自分の体型、そして自分のライフスタイルやありたい姿などの事。

まずは自分を知る作業から自分の軸は出来上がります

またこれは次回書きますが、お客様の中にはサイジングを間違えてる人も多いです。自分のジャストサイズを知らない人が多い。(もちろん好みの着心地がありますが、見た目のシルエットに影響するサイジングはとても大事です。

今は既製服の世の中ですから しょうがないと言えばしょうがない

オーダーメイドでなければ採寸する機会も少ないですからね。

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